自然な色むらのある外壁に仕上げて欲しいとのご要望があったので
外国産の漆喰を取り寄せてみたり、
全員で案を出しながら、色々な材料を配合し見本作りに奮闘しました。
なかなか、自然な色むらを出すのは難しく・・・
色々試してみた結果
国産の材料で塗り付け、直後に石の粉を鏝で引き伸ばすという策で臨みました
鏝で引き伸ばすには、表面の乾き具合、引き具合・・・どれも職人の勘だけが頼りでした
石の粉といっても、ちょうど良い石の粉が売っているわけでもなく
《石を買って来て、事務所の石臼で粉に挽くのですから》
これぞ、磯部組オリジナルな外壁となりました。
努力の甲斐あってか・・・
見学会でも好評だったと、工務店さまからも嬉しいお言葉を頂きました
色々と配合して作成した、オリジナルな見本も今後に役立てたいと思います。
オリジナルの研究
《外壁の塗り》
地元工務店 新築住宅にて
地元にある工務店さんの仕事で
当社オリジナルな配合で施工いたしました。
写真ではわかりづらいとは思いますが、いい感じで色むらが出ています。
地元工務店 新築住宅にて
地元にある工務店さんの仕事で
当社オリジナルな配合で施工いたしました。
写真ではわかりづらいとは思いますが、いい感じで色むらが出ています。
~ひとこと~
左官仕事の依頼はたくさんあるのに職人足りずの状態が続いています。
人手不足は建設業界どこも同じだそうです。
季節問わず 「左官職人・未経験者を募集しています!」
個人的にはとても魅力のある職だと思っています。
が、なかなか魅力が伝わらないのか・・・
お住まいの住宅の中にも必ず、左官の仕事は表面に見えています。
隠れない部分なので、随所に職人のこだわりが感じられます。
左官に興味を持たれた方・HPへのご意見などもメールにてお待ちしております。